先々週刈った、W8号、つゆの晴れ間を綱渡りして、天日干しが終了したので、ゴミをとって袋に詰めました。
全部で23袋、ざっと690kgです。農林61号と合わせると45袋なので、ざっと1350kg。製粉すると2割位減るので、約1トン。頑張ったなぁ。シミジミです。
その後は、これまた貴重な梅雨の晴れ間を無駄にしてはならないと、ジャガイモ掘りを1/3とネギの間の草むしり。
みっちり6時まで、農作業に励めました。
夫と弟に感謝です。
さすがに、腰痛いです(T . T)
肉体労働の後のビールが美味しい〜!
梅雨の晴れ間に、何とか小麦を刈り取ることが出来ました。
小麦刈りは、本当にお天気とにらめっこ。
雨続きですと、その年の収穫は諦めなければなりません。
なので、毎年、使用量の倍のストックをもちます。
今年も無事に収穫出来たので、昨年の小麦はもったいないけれど、畑に蒔きます。小麦若葉が出て来たらフレッシュウィートジュースにして、可能であれば、お店で出したいと考えています。
ウチで作っている小麦の農林61号は昭和40年代に品種改良された、古いもの。パン用のW8号は平成2年あたりに品種改良されたものです。
コンバインが途中で故障したため、農機具屋さんに田んぼに来た貰ったら、背が高く手て良い小麦と褒めてくれました。最近の品種改良の小麦よりぜんぜん良いとの事でした。
良いものは良いんです。
新しければ良いとは限らないのです。
農林61号は、マフィンにしても、スコーンにしても、サブレにしても、ケーキにしても、手打ちうどんにしても、すいとんにしても、なんでも美味しいです!オールマイティな小麦なんです。
6月は超農繁期です。
上旬には玉ねぎの収穫、中旬には小麦刈り、下旬には大豆まき、7月上旬にかけてはジャガイモ堀と続きます。
その間、夏草に負けないように寸暇を惜しんでの除草作業。
しかも入梅があるため、全てお天気と相談しながらです(T . T)
今のところ、玉ねぎの収穫と小麦が半分終わりました。一年分の農林61号は確保出来たので、一安心です。新玉ねぎは、早速、お店で出しています。
昨日、農林61号の天日干しが無事終了して、脱穀、袋詰めまで終わり、11俵獲れました。ざっと660kg位です。
この殺人的な農繁期も後少しです。
土日に休日返上で手伝ってくれる家族に感謝です。
あと少し、頑張りますp(^_^)q
大豆の収穫、大豆の脱穀、大豆の唐箕がけ、田んぼの耕運、小麦の種まき、秋ジャガの収穫、玉ねぎの苗植えと農作業が目白押しです。
この間、雨の心配はあまり無いので、土日、土日、土日と淡々と先に進めて行けることが幸いです。
この土日は玉ねぎの苗を夫と母に手伝ってもらい、約2500本植えました。農作業は中腰と前傾姿勢がほとんどなので、やり終わる頃には腰が悲鳴をあげます(T . T)
陽が出て暖かったのですが、風は冷たく、地面からの冷えも蓄積し、終了後、日帰り温泉へ。
ヘロヘロになった後の温泉は、本当に生き返ります。体を思いっきり使えることへの感謝が自然とわいてきます。
ずーっと、ありがたいなぁと思いながら温泉に浸かっていました。
お店が休みになったら、大豆の選別、果樹の剪定(いちじく、もも、プルーン 、りんご、梅、フェイジョア)、お店の庭の手入れとやる事が目白押しです。
来年も美味しい実をつけてくれるよう、心を込めて剪定させて頂きます。農作業は重労働ですが、作物と向き合い、無心になれるのが何とも楽しいです。植物は話してくれないので、現象から原因を推察していくしか無いのですが、向き合っているとだんだん分かって来るような気がします。なんて格好いいこと言っても、試行錯誤の連続で、大体失敗するのです(T . T)
天気予報とにらめっこの1ヶ月。
6月6日に農林61号を半分刈り、6月10日にW8号を刈り、6月16日に残りの農林61号を刈りました。
天日干しのため、夫が会社に行く前に干して、私がお店が終わってから取り込むのを3週間。
ようやく、21日に家族総出で、袋に詰めました。
収量は、W8号が20袋、農林61号が41袋で、1袋約30kgなので、およそ1.8t。
これを土蔵にしまったら、「the備蓄」という感じで、積み上がりました。
使う度に製粉して、お店のパンや焼き菓子になります。
今年は、豊作でしたので、いつもは500円/kgで販売しているのですが、期間限定で350円/kgで販売します。
種取りを毎年しているので、種から農薬不使用の小麦粉です。
ぜひ、この機会にお試しください。
先週、一ヶ月続いた小麦仕事が終わりました。
11月に小麦のタネを蒔いて、二月に麦踏み、三月、四月に除草作業、六月に小麦刈り、脱穀、袋詰めと土蔵への収納。
農林61号が、37袋、俵でいうと18俵半、kgでいうと1110kg。
w8号が、14袋、俵でいうと7俵、kgでいうと210kg。
合計、1320kg。
お店で使う一年分になります。
焼き菓子とマフィンは、新小麦で焼いています。
今年も無事収穫できたことを、心から感謝しています。
小麦刈りは30年使用しているコンバインでやっているのですが、今年は機械の調子が絶不調でした。
買い替えかなぁと思っていたのですが、農機具屋さんに見てもらったらvベルトの交換で済むらしいです。
良かった!
梅雨入りと同時に小麦刈りが始まりました。
ウチは小麦の乾燥機が無いので天日干しです。
梅雨入り前に小麦刈りが終わり、天日干しが完了するのが望ましいのですが、今年は梅雨入りが早かったので、天気予報とにらめっこです。
今週末に小麦刈りを予定していたのですが、金曜日から梅雨入りで、金曜日には土砂降りでした。
お天気に左右される農業は、本当に悩ましいですが、お天気に文句を言っても仕方ないので、やれる事をやるだけです。
小麦刈りが絶望的となったのですが、何と高齢の父が梅雨入り前の水曜日と木曜日に小麦刈りをしておいてくれ、ホッと胸を撫で下ろす事が出来ました。
後は梅雨の晴れ間を狙って乾燥させ、唐箕をかけたら製粉できます。
6月7日にお陰様で丸二周年を迎える事が出来ました。
本当に沢山の方々のお陰でここまで来る事が出来ました。
心から感謝の気持ちで一杯です。
今後とも少しでも皆さまのお役に立てるように頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
ホストハーベスト問題ってご存知ですか?
ポストハーベストは、輸出用の果物、小麦を収穫した後に、長い輸送期間中に腐ったり、虫がわかないようにかける農薬のことです。
ポスト(=後で)ハーベスト(=収穫)。
この農薬は6回かけられるといわれています。
一回目は生育中に飛行機から広大な畑に散布され、二回目は収穫後のサイロ(倉庫)で散布され、三回目は輸送用のタンクローリーで散布され、四回目は輸出用の港で、五回目は輸送中の船の中で燻蒸(くんじょう)され、六回目は日本の港でかけられます。
特に5回目の燻蒸が問題です。
燻蒸は、小麦の上に粉末状の農薬をかけ、小麦を通過して下に溜まるほど大量にゆっくりと小麦に染み込むようにします。
また、六回目は検疫目的でなされるのですが、業者は抜き打ち検査を恐れ多めに農薬をかけるそうです。なぜなら、少な目な農薬より多めの農薬であればパスするからです。
なので、外国産の小麦は農薬漬けなので、出来るだけ国産のものを使用した方が賢明です。
当店では、さらに身土不二という点も重視して、無農薬自家栽培小麦から商品を作っています。
農薬は、何で体に悪いか?
虫が死ぬようなものは人にも危険ってことは、直感的に分かります。
農薬は、強い抗酵素剤なのです。
例えば、殺虫剤は虫の呼吸作用を阻害して、窒息死させます。
呼吸は、代謝酵素によってなされるのですが、その代謝酵素の作用を阻害するのです。
酵素阻害剤を体内に取り込めば、消化酵素、代謝酵素の作用を阻害して、消化不良を起こします。消化不良となった食物の残渣をエサに悪玉菌が繁殖して、消化器官に炎症が起こり、特に絨毛に炎症が起こると、リーキガット症候群が発生し、血液中に色々なものが出ていき、血液が汚染され、あらゆる病気の原因となるといわれています。
リーキガット症候群とは、炎症等によって小腸の絨毛の吸収する穴の目が粗くなり、本来なら吸収できないものを通過させてしまい、通過したものが様々な悪影響を与えるものです。
なので、何を食べないかがとっても重要なのです。
やっと今日、小麦蒔きが終わりました。
残すは大豆の脱穀。
しかし、量が半端無いので、上手くいって年内に終わるかどうか。
備忘録として、w8号は、飯塚(田の呼称)に、農林61号は弁天(田の呼称)に蒔きました。
全部で4反、手でパラパラとひたすら蒔きました。
今月はお店と農作業で目が回る程忙しく、先週、本当にめまいがおきてしまいました。スッタフのお陰で何とか営業することが出来て、本当に有り難かったです。
また、お店のある日は田んぼに行けないのですが、高齢の父が大豆収穫から田んぼを耕運し、なんとか小麦蒔きができる状態にしてくれて、本当に有難かったです。
更に、夫も弟も休日返上で農作業を手伝ってくれ、自分一人では出来ないことも、色々な人の助けで何とか出来ています。
来年はもう少し余裕が出るように、対策を考える必要があります。
小麦を蒔いたら、すぐトラクターのロータリーを4cm程の深さにして、土かけ。
明日は、ローラーで鎮圧します。
昨年はばら蒔きをして、途中で雑草取りが出来ず収量が少なかったので、今年はトラクターで轍を付けて、条蒔きにしました。
早春、雑草が出始めた頃に条間を管理機で耕運して初期除草をする予定。
毎年、課題が出て、一つ一つ地道に対策を試しています。
無農薬、かつ農機具も必要最低限のしか無いので、苦しいですが奥が深く、やりがいがあります(苦笑)。
新麦の製粉依頼を日曜日にしてきました。
パン用のW8号を60kg、焼菓子用の農林61号を30kg。
今年の小麦はどんな出来か、ちょっと待ち遠しいです。
出来上がりは一週間後の日曜日なので、来週には、新麦の製品を店頭に並べられそうです。
一連の小麦作業も何とかやり切れました。
夫、両親、弟に手伝って貰い、コンバインで唐箕かけをして、小麦の袋詰めをしました。
昨年は手動の唐箕を使っての唐箕かけだったのですが、体力の限界からコンバインの脱穀機能を使いました。
唐箕による唐箕かけと同じくらい、ゴミと小麦を選別することが出来ました。
今年は入梅が早く、入梅前に半分、梅雨の晴れ間に半分小麦を刈って、運良くそれぞれ3日間の晴れ間があり、天日干しも無事終了したのが奇跡のようです。
運の良さに自然とsomething grateの存在を感じ、感謝の気持ちで一杯になります。
全部で20俵弱の収穫がありました。
1俵は60kgなので、60×20=1200kg、製粉すると2割減るので大体1トン。
これを12カ月で割ると、80kg/月、さらに4週間で割ると20kg/週。
何とか、一年もちそうです。
30kg詰めの袋を並べると、シミジミ頑張った感が込み上げてきて、作業後、全員で袋の列を眺めていました。
今週末に製粉所に持ち込んで、一週間後にに取りに行くので、再来週にはお客様にお届け出来そうです。
来週は、ジャガイモ掘りの予定です。
今日は梅干しを6kgほど漬け込みます。
小麦刈りが終了したので、大豆蒔きです。
小麦は米に比べて、肥料食い。
自然栽培では、肥料を使わないので、地中に窒素を固定するために、大豆との二毛作が定石です。
大豆が成長するためには、初期除草が大切。
雑草は決して強健な草ではなく、農地で強健なんです。
なぜかというと、農地では、作物の転換に際して、年に何度か作付けを変えます。その都度、地上の作物はリセットされ、土がむき出しになります。
その時、リセットされた地表にいち早くはびこる力が強いのが雑草。
言い換えると、雑草は既に他の植物に占領されている土地でははびこれないのです。
初期除草をしやすくする為に、管理機やトラクターを畝間に入り易くすり為に、真直ぐ種をまく必要があります。
小麦刈り後に耕運して、真っ直ぐにまく為に、トラクターで轍をつけて、手で大豆を蒔いて、土をかけました。
四反三畝の田んぼに大豆を蒔いたら腰が砕けました(T . T)。
機械がない昔は、手で田植え等をしていたのだなぁと思うと、大豆を蒔きながらご先祖様の苦労に自然と頭が下がりました。
大豆は順調にいけば、11月に収穫予定です。
明日は刈った小麦の唐箕掛け。
農繁期真っ只中です。
思いの外、早く始まった梅雨。
天気予報を見ると傘マークばかり。
梅雨に入った途端の梅雨の晴れ間。
ここを逃すと、小麦はダメになる可能性大。
いつも閉店後に仕込むパンをランチの仕込みと同時並行して、閉店後に速攻で小麦刈りしました。
父と叔父がちょっと早く小麦刈りをしていてくれたので、5時半には終了し、ブルーシートの上に並べて明日の天日干しのスタンバイも無事終わりました。
先週の小麦はすっかり乾燥したので、今週の土曜日に製粉所に持って行ければ、再来週には、新麦のパンを焼けます。
パンになると愛しさひとしおです。
気持ち良く手伝ってくれる高齢の父や叔父に感謝です。
午前中は、玉ねぎ、メークインの収穫と、里芋の草むしり。
午後は、小麦刈りを行いました。
刈った小麦は600kg弱。
W8号でパン用の強力粉。
一年持つといいなぁ。
三日間天日干しをして、唐箕をかければ、製粉できます。
来月には新麦のパンをお届け出来そうです!
来週は、農林61号の小麦刈りと大豆蒔き。
忙しくて目が回りそう‥。
いや、充実していて有り難いです。
来週の一汁三菜定食は、新じゃがの春巻きを予定しています。
麦秋ですね〜。
再来週あたり小麦刈りが出来たら、7月には新麦でパンと焼き菓子をご提供できそうです。
今日は、朝の五時から草むしり。
夏用に空芯菜、エゴマ、カールケールの種を蒔きました。
お店の前の畑の周りにサフィニアの苗をグルッと一周植えました。
昨年、ピンクの花が咲き乱れて、素敵だったので。
インゲンは、2週間おき位に10つぶづつ蒔いています。
こうすると途切れる事なく、秋まで食べることができます。
夏は虫と雑草と暑さとの闘い、体力勝負です。
小麦の製粉をお願いしていた方が、年末にお亡くなりになり、余りに急なことで、ショックで驚いてしまいました。御冥福をお祈り致します。
家庭用製粉機は年末に届いていたので、調整して先週から自家製粉しています。
パン用のW8号は国産小麦といえども、強力粉なので硬質小麦です。
なので、すんなり粉に出来ます。
製菓用の農林61号は、シットリしていて、W8号と同じ調節では、詰まってしまうので、悪戦苦闘しました。
自分でチマチマ製粉すると、時間も手間もかかるので、これも今後の課題です。
だけど、小麦に対する愛しさが増します(笑)。
更に歩留まりが悪く、半分近くフスマとなっています。
今年は畑に沢山フスマを撒けそう…(苦笑い)。
全粒粉もひいてみたいし、ライ麦もひいてみたいので、製粉方法を模索しています。
ライ麦といえば、ルヴァン種を日曜日に仕込みました。この種で美味しいライ麦パンが焼けるといいな。
大豆に収穫後、父にトラクターでの耕起をお願いして、ようやく小麦をまける状態になりました。
家族に手伝って貰って、無事小麦まきが終了しました。
この後は、もう少し泥が乾くまで待って、ローラーで鎮圧をします。
そして、年明けの大寒頃に麦踏みとしての鎮圧を再度します。
明日は、里芋の畝に寒さよけの泥上げをして、玉ねぎの苗を定植する予定です。
ライ麦パン(パン・ド・セーグル)をどうしても食べたくて、パートフェルメンテ(中種)を仕込みました。
ライ麦パンは、中種以外にもライ麦種も仕込まなければならず、手間がかかります。
ライ麦種は丸一日寝かせるので、焼けるのは明後日。
ライ麦ももちろん、太田市東矢島町産です。
昨日は、ジャガイモを1000個以上は植えました。
大蔵大根、春菊、黒田五寸人参、白菜、パクチーの種も蒔きました。
秋の種まきは、一日遅れると収穫が10日遅れると言われています。
寸暇を惜しんで種を蒔いています。
今週から、ほぼ全部の焼き菓子とパンで自家製無農薬小麦粉を使用する予定です。
今、手元にw8号、農林61号、ライ麦の普通粉と全粒粉が15kgづつあります。
大体一ヶ月で強力粉は30kg、薄力粉は20kg使うので、昨日、追加の小麦の製粉を頼みました。
1週間後に出来上がります。
製粉は、太田のマクロビの草分け的な存在の麦里さんに依頼してきました。
穀物の保存には、温度変化が大敵らしいので、穀物冷蔵庫に入らないぶんは土蔵に入れておいた方が良いのかもしれません。
麦里さんは、穀物のお客様に冷蔵庫保存を勧めているそうです。
11月には小麦を蒔くので、w8号と農林61号は60kgづつ種として取っておいて、残りは小麦粉にして使用します。
昨年の11月上旬に小麦の種を蒔いて、6月に刈り取って、天日で干して、唐箕をかけて、製粉所に持って行き、やっと昨日、小麦粉になって戻って参りました。
何だかとっても愛着がわきます(^o^)
そらのほし農園主さんがついでに取りに行ってくれ、更に届けてくれました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m。
ライ麦も粉にしたので、これでルヴァン種を作って、ライ麦パンにも挑戦したいです。
どんな感じのパンになるのかワクワクです!
昨年の11月にタネを蒔いた小麦の収穫が全て終了しました。
農林61号とW8号が約600kg、ライ麦が約90kgほど採れました。
田んぼの神様、ありがとうございましたm(_ _)m。
収穫後、来年のために大豆を蒔きました。
無農薬・無施肥の自然栽培のためには、肥料をたくさん必要とする小麦のために、どうしても窒素分を地中に入れる必要があるからです。
大豆は根に空気中の窒素分地中に固定する根粒菌が棲みつくため、土地を肥やすのにはもってこいの作物なのです。
ただ、炎天下の中で一粒づつ手で蒔くのは、地味に辛かったです。
今日、嬉しかったのは、バジルの畝を発見したことです。
夏にジェノベーゼを作りたいと思っているのですが、春にバジルの種を蒔いたのをすっかり忘れていて、畑に雑草にまみれてバジルの畝があるのを発見。
春にバジルの種を蒔いた自分を褒めながら、バジルの救出もしたので、ジェノベーゼも出来そうです。良かった。
知り合いの方に、ニンジンの葉のジェノベーゼのレシピを教えてもらったので、こちらにも挑戦してみます。
小麦は明日もう一度天日干しすれば、製粉出来そうな乾燥になりそうなので、7月には店頭にお出し出来そうです。
明日、大豆蒔きをして、畑の草取りをして、お店の前の畑のトマトの支柱立てをすれば、ひと段落です。
とりあえず、初期除草は夏野菜の第一命題です。
今までの経験から、成長したハグサに勝てる人はいないと思います。
明日も農作業、頑張ります!
Instagram:noucafe_rice
ぜひ覗いて見て下さいませ。
4月に入って、どんどん小麦が大きく育っています。
ライ麦は1.5m位の高さになっています。
小麦はその半分くらい。
ライ麦
農林61号(地粉)
W8号(強力粉)
今日は、小麦の大敵の「すずめのてっぽう」という雑草退治をする予定です。
この草が繁茂すると小麦が育たないので、種がこぼれる前に退治します。
雑草は自然界の中で強くないのです。
野山を思い浮かべてみてください。
田んぼや畑に繁茂している草はあまり無いと思います。
これらの草は、田んぼや畑では強いんです。
田んぼや畑は作物の収穫が終わると、その作物の残渣を地中にすきこんだりして、地表をリセットします。
この時、どの植物よりも早く芽吹いて地表を占有するのがいわゆる雑草なんです。
スタートダッシュが早いのが特徴なので、すでに他の植物が占有している自然界では、出遅れて繁茂できないのです。
すずめのてっぽうの種が田んぼに落ちていると、小麦の種より早く芽吹いて占有されてしまうので、種が落ちる前に退治する必要があるのです。
11月に蒔いた、小麦は今こんな感じです。
ライ麦。他の二種の小麦に比べ、大きく育っています。
このライ麦でルヴァン種をおこしてみたいです。
農林61号。
これは昔からある地粉。
この小麦粉でパンを焼くと風味豊かです。
W8号。
これは強力粉。
この小麦粉をメインにして、ライ麦を加えたり、農林61号を加えたりして、色々なパンを作ることになります。
無農薬・無肥料なので、まわりの田んぼの小麦と色の濃さが全然違います。
まわりの田んぼの小麦は濃い緑なのに対して、うちの小麦は淡い緑です。
いかにも栄養不足に映るらしく、色々な人に肥料をあげないと収穫できないよとアドヴァイスを貰い、不安がよぎります。
この小麦の種は自然栽培のもので、友人が種を分けてくれた人の田んぼに行って、小麦の様子を見てきてくれました。
曰く、その方の田んぼの小麦より元気があるとのこと。
ちょっとほっとしました。
初夏の麦秋が楽しみです。
昨日はヤンマーさんに行って穀物保管庫(10俵)を買いました。
穀物の保管は18℃前後が最もよく、夏場はどうしても高温多湿と虫によって劣化します。
シンプルなパンは、小麦の味や香りがダイレクトに伝わるので、劣化防止が必要です。
小麦の場合、収穫が初夏なので刈って庭に干しておけば乾燥します。
乾燥後、製粉すればすぐ使用できます。
しかし、乾燥させて小麦には収穫時のゴミがあるため、このゴミを除去しなければなりません。
ここで役に立つのが江戸時代からの「唐箕(とうみ)」です。
実家は代々農家なので、納屋の片隅に明治時代(?)の年代物の唐箕があったので、去年の大豆の選別に使用しました。
すっごく難しかったです。
右手で風車を回しながら左手で選別物(大豆・麦)を入れるのですが、なかなかタイミングが合わず、泣けてきました…。
年代物なので作動させるとどこかにすぐ不具合が出て、ボンドで固定しながらだましだまし使っていました。
ヤンマーのお兄さんに聞くと、唐箕の現代版が市販されているとのこと。
木の部分が金属なだけで仕組みは全く変わりません。
江戸時代の人の知恵はすごいんですね。
そのまま今の世に通用するなんて。
麦作りを宣言してから、ヤンマーのお兄さんは気にかけてくれて色々お世話をして頂き、本当に有難かったです。
手土産に昨日焼いて美味しかった甘夏とチョコのマーブルベーグルとレーズンとクルミの全粒粉のベーグルを焼きました。
栽培小麦の特徴についての覚書です。
農林61号。この小麦は、昭和9年、福岡の九州小麦試験地というところで交配され、昭和19年太平洋戦争の最中、佐賀県農業試験場で育種の結果生まれたそうです。以後60年以上、日本中どの地方でも安定してしかも多収の品種として、今日に至るまで高い支持を得ています。
●農林61号の特徴
・小麦タンパク(グルテン)の量は多くはなく中力の品種
・小麦粉にすると褐色をおび、内麦臭と呼ばれる独特な臭いがあり、味もある
・和麺用として適しているが、パン用としては不向き
・外麦にくらべて灰分が多い
現在、日本の小麦の自給率は14%。90年代の10%割れと比べると改善されているといえばいえます。ただし、この数字は麺用では50%を占めますが、パスタ用では0%、パン用では3%というのが現状です。日本のように収穫時期に高温多湿となってしまう風土では、栽培期間が長い硬質小麦の生産は難しいためです。
この農林61号の小麦粉だけでパンを焼くと、どっしり目の詰まった、小ぶりなパンになります。ふわっとしてもちっとするパンを目指ために、ブレンドして使うのが良いと思います。外国産の小麦にブレンドしても風味が増します。
W8号。この小麦は、群馬県農試で平12(2000)年に交配されたものです。 農林61号と同熟で短稈で、タンパク質含量多く、製粉歩留が高い硬質小麦。交配種は、ハルヒカリ/シラネコムギ//シラネコムギとのことです。
硬質小麦は、前述したように、収穫期に高温多湿になる日本では難しいため、国内では、梅雨のない北海道が主な産地でしたが、この品種改良のおかげで群馬でも生産できるようになりました。
ヤンマーのお兄さんがトラクターに鎮圧ローラーを取付に来てくれました。
昨年の暮れ頃、ヤンマーのお兄さんに「どこかで中古の鎮圧ローラーがあったら譲ってほしい」と話しておいたら、丁度、小麦栽培を止める農家さんがいて、貰って来てくれました。
麦踏の時期に間に合って、本当に有難かったです。
「麦踏み」とは、
① 寒の間に霜柱で麦の根が土から離れないようにするために行うもので、麦の育成にはかかせない作業です。直接麦の根元を踏むことで枝葉が増えて実の付きが違うと言われています。
②科学的には、エチレンを麦に出させるためで、エチレンは植物の茎を太くする作用があります(逆に、背は伸びなくなる)。麦を踏むことにより、傷が付く→エチレン発生→茎が太くなる ということ。太くなった茎は風で倒れにくく、さらに分枝も多く出てきます。それで、強い麦になるのです。
ちなみに、エチレンは濃度によっては落葉作用や老化作用、開花・成熟促進作用を示すことがあり、 これがでてくると、一斉に果物が熟れすぎてしまい、出荷できなくなったりします。リンゴのエチレンガスが有名ですね。
丈夫に育ちますように!
来年の初夏、新麦でパンを焼くのが楽しみです。
今年、友人の田んぼで採れた新麦でパンを焼いたら、何とも言えない美味しさで幸せになりました。