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春の養生

2018年02月24日
ご訪問頂きありがとうございます。

お店の畑の菜の花がドンドン咲き始めました。
春がすぐそこまで来ているのですね。

陽気になり、血の巡りの良くなる春は、肝の働きが高ぶりやすく、胃腸の働きが弱くなると言われています。

生もの、冷たいものを控え、温かいものを食べるようにして、サッパリとした味付けで、刺激物、肉を控えるのが良いそうです。

肝の働きを抑えるのには、野菜をたっぷり食べるのが良く、消化吸収を良くする自然の甘味を取ると脾の働きを助けます。
・米、麦、雑穀、豆
・人参、キャベツ、たけのこの甘味のある野菜

また、肝の働きを促進する酸味は控え目にします。

そして、冬に溜め込んだ余分なものをデトックスするために苦味も重要。
・菜の花、春菊、ふきのとう、うどなどの葉野菜や山菜

そう言えば、春には苦味のあるものがたくさん出て来ます。
健康に過ごすためには、環境との調和が大切ですが、自然の変化に合わせた食べ物を摂っていれば、自然と調和して健やかになり、難しい知識は要らないのかもしれません。

四月のコラボ企画の陽明堂さんから教えて頂いたシェパーズパース。
和名はなずな。俗名はペンペン草。

春の野草の代名詞。
今、色々勉強しています。

四月の薬膳ランチには、シェパーズパースを使ったものをお出ししたいと考えています。

更年期対策

2018年02月19日
ご訪問頂きありがとうございます。

昨日、ご近所の陽明堂さんとコラボイベントについて話しました。

女性の誰もが通る道。
更年期。
個人差があるとはいえ、更年期を無事に過ごして乗り切りたいのは誰もが思う事。

中医学の深い知識と臨床経験を持つ陽明堂さんから、更年期のお話をして貰って、その後、薬膳とマクロビの特別な春のランチを企画しています。

詳細が決定次第、店頭とホームページでお知らせします。
どうぞよろしくお願い致します。

サワー種

2018年02月18日
ご訪問頂きありがとうございます。

当店のカンパーニュは、自家製無農薬小麦粉(W8号)と海塩、浄水、自家製サワー種酵母でお作りしております。

サワー種を使うと使った分、全粒粉と浄水を足しておきます。
すると、翌日、酵母が元気に育って、パンに使う事が出来ます。

毎日、天然酵母見て、匂いを嗅いで、粘りを見て、健康チェックをしていると、何だかとっても愛おしい。

お店を始める前は、天然酵母を使いきれず、腐敗させしまった事が何度もあったのですが、毎日焼いて、お手入れをすると酵母がイキイキしています。

ありがたい限りです。

砂糖の弊害

2018年02月12日
ご訪問頂きありがとうございます。

桜沢先生の著作にはまり、読み尽くし、そのお弟子さんの著作まで手を伸ばし始めました。松岡四郎先生、久司道夫先生、田中愛子先生等。

備忘録的に個人的に大切だなと思ったところを書き留めています。
今回は、松岡四郎先生の著作にあった。砂糖の加水分解を記します。

マクロビでは、砂糖は極陰性の食べ物とされ、身体を緩めて冷すので、使用を控えます。どうしても甘みが欲しい時は、お米から作った米飴やドライフルーツ、サツマイモ、カボチャ等を使用したり、塩を巧みに使って食物自体の甘みを引き出します。

砂糖の摂取を減らして健康が回復したり、病気が治ったり、精神が落ち着く事例は古今東西、たくさんあります。
科学的な証拠があまり無いため、マクロビは宗教的だとかカルト的なイメージがあり、残念なのですが、分かり易い砂糖の害の科学的な説明がありました。

マクロビ的な砂糖の害の考え方

砂糖の主成分は「ショ糖」
ショ糖は、体内の入ると以下の過程で加水分解されます。

C12H22O11(ショ糖)+H20(水)
      ↓
C6H12O6(ブドウ糖)+C6H12O6(果糖)
      ↓        
    CH3COOH(酢酸)
      ↓
     HCOOH(蟻酸)
      ↓     
     COOH(シュウ酸)
      ↓
   CO2(二酸化炭素)+H2O(水)+CO(一酸化炭素)

【一酸化炭素の害】
 二酸化炭素と水は呼吸、汗、尿で排出され、一酸化炭素はヘモグロビンと結合し、細胞への酸素補給を妨害します。
60兆個あると言われる人体の細胞は、全身を隈なく巡る血液によって、栄養分と酸素を貰い活動し、老廃物を排出しています。
そのため、この血液のヘモグロビンが一酸化炭素と結合してしまうと、細胞が酸素不足により十分に活動できなくなり、ひいては病気に至ります。
病気に至らなくても、様々な不調の原因となるはずです。例えば、脳細胞に十分な酸素が届かないため脳の機能が低下し、本来持っている記憶力、
思考力、直観力、判断力、意志力、行動力を発揮できなくなるのです。また、当然、各細胞の免疫力も低下します。

【シュウ酸の弊害】
シュウ酸はほうれん草に含まれる成分で、ほうれん草を食べると歯の裏がざらざらした感じになるあの成分です。
これは、唾液中のカルシウムとシュウ酸が結合するためで、体内では結石の原因となります。
さらに、シュウ酸には漂白作用があり、皮膚の色素が白く抜ける原因ともいわれています。、

【蟻酸の弊害】
蟻酸は身近な例では、蚊の唾液に含まれるものです。
蚊は刺すとき、蚊の体内で血液が固まらないようにするために、蟻酸を注入します。
蟻酸は体内の肥満細胞を刺激し、ヒスタミンを放出させ、細胞を肥満させ異物を排出しようとし、細胞を肥満させます。
この蟻酸が体内にあるということは、脂肪細胞を刺激しやすい状態にあるといえ、アレルギー反応を起こしやすい状態ともいえるのではないでしょうか。

この一連の加水分解から、砂糖は極力取らない方が健康のためになるといえるのです。

《まとめ》
①細胞が酸素不足になり、機能が低下し、ひいては免疫力が落ち、病気になりやすい体となる。
②一酸化炭素による①の害だけでなく、シュウ酸の害(結石、漂白)も出る。
③アレルギーになりやすい体となる。

因みに、アルコールも砂糖と同様に加水分解の過程を辿る上にアセトアルデヒトという毒素も発生させます。
また、酢が健康に良いと言って多飲することは、砂糖の弊害と同じ結果をもたらします。

また、白砂糖だけでなく、このことはショ糖を主成分とする黒砂糖、三温糖、甜菜糖、はちみつ等にもあてはまります。

ご訪問頂きありがとうございます。

疲れが溜まると、歯痛か頭痛がおきます。
疲れによって、一番弱いところに症状がでるらしいです。
なので、歯や頭に痛みの直接の原因があるのでは無いため、歯医者さんに行って歯をいじくるのは勿体無いのです。

だからと言って、鎮痛剤に頼るのはもっと勿体無いことです。
なぜなら、クスリは極陰性の性質を持つため、身体を冷やし緩め、更に内臓に蓄積され、後で何らかの不愉快な症状として出るから。

そのため、不愉快な症状を軽減し、症状の原因を少しでも改善する手段として、私はホメオパシーと漢方薬を用いています。

漢方では、上医、中医、下医という分け方があります。
簡単にいうと、下医は強い効き目の薬を用いて症状の改善をします。強い効き目がある反面、副作用も強いのです。反対に、上医は日々の食事の中で体質改善をして症状の原因を改善するもので、副作用はほとんど無く、中医はこれらの中間です。

一方、ホメオパシーは日本では同種療法で、毒を持って毒を制するというと、怖い感じがするのですが、症状とその人の全体的な性質を勘案して、同じ波動を持つレメディーを投与するものです。

具体的には天文学的数値に薄めた物質の波動を写した砂糖玉を舌下で溶かします。

目に見えるのは砂糖玉だけなので、プラシーボ効果に過ぎないとも言われているのですが的確なレメディーを飲むと症状が治まるにを何度も経験しているので、有効だと思っています。

副作用の全く無いホメオパシーのレメディーで対処して、効果が無かったら、漢方薬を併用して、緊急を要する時のみ薬を飲むというのが私の方針です。

今回の歯痛と頭痛は、歯が浮いた感じがしたので、化膿に効くへパソファーというレメディーを飲んだら治りました。

サツマイモの保管

2018年02月06日
ご訪問頂きありがとうございます。

築100年以上のお宅を訪問したら、土間には薪ストーブがあって、土間と板の間の段差の下には、サツマイモ保管庫がありました。

サツマイモは寒さに弱く、10度以下になると霜げて苦くなります。
なので、サツマイモの保管は悩ましいところだったので、家を建てるとき床下収納の扉を3箇所付けてもらい、床下にサツマイモを保管しようとしました。

秋に床下に収穫したサツマイモを入れておいたのは良いのですが、今年は寒いのか、保管方法が悪いのか、霜げてきてしまいました(>_<)。

急遽、北側の床下から南側の床下に移動したのですが、後の祭りでした。

一番霜げてしまったのは、紫芋。
来年は、紅ハルカだけにして、保管方法を改善する必要があります。

ご訪問頂きありがとうございます。

先月に起こしたレーズン酵母をようやくパン種に出来たので、今週から自家製天然酵母パンを販売する予定です。

ストレート酵母液が美味しくって何度も味見と称し、飲んでしまいました(^_^;)。

一緒に起こした酒粕酵母は、酸っぱくなってしまったので、残念ながら廃棄しました。酒粕酵母は、フレッシュな酒粕を使うと起こしやすいので、酒粕の出回る今の時期が良いのかもしれません。

もう少ししたら、甘夏かネーブルで天然酵母を起こしてみます。

ご訪問頂きありがとうございます。

小麦の製粉をお願いしていた方が、年末にお亡くなりになり、余りに急なことで、ショックで驚いてしまいました。御冥福をお祈り致します。

家庭用製粉機は年末に届いていたので、調整して先週から自家製粉しています。
パン用のW8号は国産小麦といえども、強力粉なので硬質小麦です。
なので、すんなり粉に出来ます。

製菓用の農林61号は、シットリしていて、W8号と同じ調節では、詰まってしまうので、悪戦苦闘しました。

自分でチマチマ製粉すると、時間も手間もかかるので、これも今後の課題です。
だけど、小麦に対する愛しさが増します(笑)。

更に歩留まりが悪く、半分近くフスマとなっています。
今年は畑に沢山フスマを撒けそう…(苦笑い)。

全粒粉もひいてみたいし、ライ麦もひいてみたいので、製粉方法を模索しています。

ライ麦といえば、ルヴァン種を日曜日に仕込みました。この種で美味しいライ麦パンが焼けるといいな。