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ガンの進行段階

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今回は、久司先生の『マクロビオティック健康法』より、ガンの進行段階を記します。

第一段階ー正常な状態
健康な状態では、食物や身体の緩衝作用によって、血液中のミネラル、タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、酵素などのバランスがとれており、また酸性、アルカリ性のバランスも取れています。何かを過度に摂取して毒素が発生したとしても、呼吸、排尿、発汗で排泄されます。

第二段階ー異常な排泄
不適切な食生活を続けていると、毒素が発生し、排泄機能に負担がかかります。例えば、皮膚病、過度の発汗、せき、発熱などの異常症状がおこります。

第三段階ー蓄積と滞留
排泄が間に合わなくなると、粘液、脂肪、タンパク質の形で体内に蓄積されます。粘液は副鼻腔、鼻腔、耳に、脂肪は胸に溜まります。粘液と脂肪は、肺や気管、卵巣、子宮、膣、腎臓、尿道、膀胱にも溜まります。これらの結果、頭痛、鼻水、花粉症、難聴、呼吸困難、乳房の硬化、むくみ、おりもの等の症状として現れます。

第四段階ー嚢腫、結石、腫瘍の発生
乳嚢腫、腎臓結石、胆嚢結石、副鼻腔における粘液の活性化、様々な腫瘍がこの段階で現れてきます。極陰性食品の中でも、特に体温を下げる作用の強い果物ジュース、冷たい飲物、アイスクリームなどは、こうした石灰化や結石化を促進します。

第五段階ーガンの発生
第四段階を超えると、余分なものが体の一箇所に集中するようになります。この集中化によって身体は他の組織の機能維持を図るのです。これがガン細胞の塊です。

このように、不適切な食生活が原因となって、排泄機能が間に合わなくなり、ガンが発生するのです。このことは、適切な食生活をすればガンの予防となることも示しています。

また、ガンの進行は、以前に扁桃腺、アデノイド、盲腸、胆嚢、妊娠中絶等の手術をしたことのあり人はより速くなります。医薬品の長期使用や手術によって体の抵抗力が落ちているためです。

毒素を発生させない食生活を目指したいものです。

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