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循環型社会

ご訪問頂きありがとうございます。

最近、ゴミの量が少ないです。

カフェでは、自家栽培の野菜を中心に動物性食品を使用しないで、たんぱく質は豆・大豆加工食品(高野豆腐、大豆ミート等)・麩を使用する予定なため、その試作のためにスーパーで買い物をしなくなりました(スーパーで売っていない)。

パンも業務用の小麦を大袋で買って焼いているので、個別包装のゴミもありません。

ゴミは朝飲むコーヒーのかすと生ごみが少々って感じで、自治体のゴミ袋(小)で週一にゴミ出しするので十分です。

今建築中のカフェの前は畑なので、コーヒーかすや生ごみは畑の肥料になるように埋めちゃう予定なので、お店を始めてもゴミは少なそうです。

こう考えると、私たちはスーパー等でゴミを買って、お金を払ってゴミを処分するという、無駄な行為をして、環境問題を引き起こしているのかもしれません。

確かに、スーパーで見栄え良くするためにはプラパックは必要ですが、中身を出せば、その瞬間にゴミになるのですね。

見栄えの良い、便利なものを求める「欲」が原因だと思いますが、この欲をコントロールするのは見栄えの良い便利なものに慣れてしまった私達にはハードルが高そうです。

さらに、物理的には、循環型社会のインフラが整わなければ不可能です。
一家に一畑が理想で、畑のない人用に有機物のゴミを循環させるシステムが必要です。

江戸時代が歴史的に一番循環型の社会と言われています。
人が排泄する→排泄物を畑にまく→野菜がたくさん採れる→人が野菜等を食べる→排泄する→∞

現代では、さすがに排泄物を畑に撒けませんが、有機物をできるだけ畑に戻して、土壌細菌を豊かにすることが自然栽培の第一段階であると同時に目的でもあります。

こう考えると、江戸時代ってクレバーでクールだったんですね。
っていうか、江戸時代に当たり前だったものが現代では畑をする時間や場所をもつことが困難になってしまったのです。

しかし、時代を逆行させて文明の利器を否定するのではなく、人の意識をシフトさせ循環型社会を意識する人が増えれば、現代社会でも十分に循環型社会を目指すことは可能だと思います。

カフェでは、循環型社会の素敵さを皆さまと共有し発信できたらと考えています。

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