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秋じゃが

ご訪問頂きありがとうございます。

自然栽培の考え方は、種を毎年採取して、作物をその土地に合ったものにしていくというものです。

ここ数年、市販の種イモを買わずに、収穫した芋を種イモとして植えてみました。
結果は、品種によりました。

春秋の2度植えに適したのが、アンデスレッドとデジマ。
そして、うちの畑に合ったのが、デジマでした。
しかし、デジマは昨年の長雨でソウカ病になってしまったので、また種イモを購入して自然栽培のやり直しです。

お店でたくさん使いたいので、60kgも種イモを注文してしまいました(笑)。

じゃが芋は、 種イモのクローンで子孫が増えるため、遺伝子は親と同一。
また、自家受粉するイネも遺伝子的には親と同一の遺伝子のため、一旦疫病が出ると全滅し易いのです。

1850年頃に起きたアイルランドのジャガイモ飢饉が好例です。

その点、有性生殖であれば、遺伝子が均一でないので、疫病によって全滅することはなく、残った子孫はその疫病の耐性を有したものになり、年々種子が進化するのです。

なので、ジャガイモは出来のいいものを親として保存しても、一旦疫病にかかると全滅する恐れがあり、採種を繰り返しても疫病に耐性を持つ進化は期待できず、品種改良を待つことになります。

そう考えると、全滅を避けるために、違う品種も植えた方が良いような気がしてきました(汗)。

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