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久々に風邪をひきました

ここ数日喉が痛く、市販のトローチを一箱なめたら、気持ち悪くなりました。
風邪を治す薬はこの世にはないので、食事を減らし、梅醤番茶をごくごく飲んで過ごしたら、快方に向かいつつあります。

自然療法の考えによると、万病は"食べ過ぎ"と"冷え"が原因だそうです。

農業の問題も施肥のしすぎという"食べ過ぎ"と"冷え"にあるから、生き物はみんな同じなんだと思い至りました。

自然栽培に興味を持ち出して、自分で自然栽培で作物を育て始めて3年目です。

自然栽培は、農薬や肥料を使わず、微生物が土壌を作り、作物が育ち、作物の残渣が微生物の餌となり、また作物が育つという循環を管理する農法です。

そこでは、虫や病気は敵ではなく、"わるいもの(不自然)"を無くすためや、歪みを教える役割をしていると捉えます。

つまり、人工的な肥料や農薬は自然界の循環の中には存在しない"わるいもの"です。この"わるいもの"をそのままにしておくと循環は歪むため、虫はそれを食べてやっつけてくれるのです。

更に、施肥を定期的にし続けた圃場は、地表から数十センチのところに地温の低い肥毒層が出来てしまい、作物の根が育たちにくいため、自然栽培の一歩はこの肥毒を抜くことから始まります。

即ち、作物がよく育つようにたくさん肥料をあげると(食べ過ぎると)、虫を呼び、虫が消化できない肥料は土壌に蓄積され、地温を低くする原因になるのです。

人間の体で考えると、食べ過ぎるとその消化にエネルギーが使われ、老廃物の排出が間に合いません。老廃物が血中に残ると血液の流れが滞り冷え性の原因となるそうです。

風邪は、発熱してその老廃物を燃やし、痰や下痢や発疹で老廃物を排出するため、大病の予防になっている説もあります。

風邪の症状はつらいけれど、そう考えると何だか有難く思えるから不思議です。

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