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へバーデン結節

2020年09月07日
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妊婦さんや更年期の女性に多いのがへバーデン結節症。
全く知らなくて、料理教室の生徒さんに教えて貰いました。

これは指の第一関節が強張ったり、腫れたりする病気です。
原因はホルモンバランスが崩れです。

色々、調べているのですが、これといった治療法はなく、日常生活に支障が出てくる程の人は手術になるそうです。

老廃物は、関節に溜まりやすいので、老廃物をたくさん出してしまう砂糖や動物性食品、加工品を控えると症状が緩和する場合もあるみたいです。

そして、女性ホルモンがその老廃物をきれいにしていたのに、ホルモンバランスが崩れると、掃除が滞り、関節に老廃物が溜まったままになって、不快な症状を引き起こすとも言われています。

なので、女性ホルモンと同じような働きをする「エクオール」を摂取すると症状が劇的に良くなる人もいるそうです。
この場合、エクオールを自前で作れない人は、ずっと飲み続けなければならなく、経済的負担が重いとありました。

掃除する力が弱まってしまうのなら、汚さないのが一番合理的です。
なので、日頃から血液を汚さないようにしていれば、へバーデン結節症の予防にもなると考えます。

ご訪問頂きありがとうございます。

なかなか新型コロナウィルスの終息の目処がたちません。
WHOは、とうとうパンデミック宣言を出しました。

治療法が無い現段階では、唯一の頼みは「免疫力」だけです。
うがい、手洗いの敢行は基本です。

その上で、
①免疫力を落とさないために、良く寝る。
 寝ている間に免疫系の代謝が行われます。
②消化に良い食べ物を摂る。
 免疫力の7割は腸が担っています。腸に負担をかける、動物性食品は控え、悪玉菌を繁殖させ腸内環境を荒らす白砂糖や牛乳も控え、消化しにくい添加物の摂取も抑えるのが賢明かと思います。
③口腔内を清潔に保つ。
 ウィルスは呼吸系から侵入します。鼻腔、口腔、喉でウィルスの侵入を食い止められれば、大事に至りません。口腔内には有用な細菌が沢山います。その細菌を殺す薬用歯磨きや洗口剤よりも薄い塩水や薄い梅酢での歯磨きやうがいがおすすめです。

不安な日々が続きますが、以上のことを淡々と行い、気持ちを明るく保つことで、日々過ごしています。

引き寄せの法則では無いですが、余りにもコロナウィルスの事を心配すると逆にコロナウィルスを引き寄せてしまうのでは無いかとも考えます。なので、出来る事をして、必要以上に心配しないように心がけています。

動物性食品の害

2019年01月30日
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「最高の食養生」(鶴見隆史 評言社)より。

チャイナ・プロジェクトってご存知ですか?1983年にスタートし、1993年に発表されたT・コリン・キャンベル教授が中国で行った疫学調査です。

この頃の中国、特に内陸部の農村は貧しく、ほとんど動物性タンパク質を摂取できなかったので、動物性食品の健康への影響を先進国との比較で動物実験(ネズミ)を交えながら検証したものです。

先ず、中国の田舎の人はアメリカ人に比べ、心臓麻痺(心筋梗塞)による死亡が圧倒的に少なく、アメリカ人男性は中国人男性の17倍も高かったとのことです。
また、アメリカ人女性の乳がん死亡率は中国人女性の5倍だったそうです。

*アメリカ人の食事は15〜20%はタンパク質で、そのタンパク質の80%以上が肉食
*中国人の食事のタンパク質は10%くらいで、そのタンパク質の90%は植物性

この調査の結果、僅かな量の動物性食品さえ疾病率を大きく上げ、より多くの植物性食品を含んだ食べ物を摂っている人ほど疾病率は低かったことがわかり、同教授は、「ごく単純にいって動物性食品を植物性で置き換えると健康になれる」「私はヴィーガン食が理想の食事と考えています」と結論づけました。

さらに、カゼインタンパク質を20%、植物性食品を80%入れた餌をネズミに与えた実験では、全てのネズミが肝臓ガンで死亡したそうです。

カゼインタンパク質は、牛のタンパク質の87%を占めます。このタンパク質は膠状の物質で粘着性の極めて強いものです。

このブログでも、牛乳のカゼインタンパク質だ骨粗鬆症の原因となっていると書きました。

簡単に述べると、消化不良を起こし、腸内で腐敗が生じて強酸性で毒性のあるアンモニア類が発生し、このアンモニア類が血中に入るとアルカリ性の血液を中和させるために強アルカリ性のカルシウムが使われるため、骨粗鬆症が進行するのです。

ネズミの肝臓ガンはその汚染された血液は一度肝臓に運ばれるため、肝臓が荒らされ肝臓がんになったのですが、人間ではホルモン依存性のがん(前立腺がん、乳がん、子宮がん等)になりやすいそうです。

牛乳の弊害

2019年01月22日
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骨粗鬆症予防に牛乳を飲んでいる方は多いと思います。
しかし、その牛乳が骨粗鬆症の原因になっているかもしれません。

2000年頃、米国農務省は、
「牛乳は骨粗鬆症の予防にはならない」
「牛乳は心臓病や前立腺がんの原因になる」
と発表しました。

<ハーバード大学の調査>
1980~1992年にかけて、牛乳が骨に有効かどうかの調査が行われました。
調査対象は30~55歳の看護師77761人。対象者を2つのグループに分けて、骨密度や骨折の状況を調査しました。

グループA…毎日コップ2杯以上飲む
グループB…ほとんど摂取しないか、週にコップ1杯程度飲む

結論は、グループAの方がコップする人が断然多く、骨粗鬆症が進行していました。

これは、牛乳の中にカゼインたんぱく質が含まれるからなのです。
このカゼインは、人体にとってフィットしにくく、体内に入ると腸で炎症を起こします。この炎症によって小腸の絨毛に網の目のような孔があき、本来なら血液に吸収されない物資を通過させ血液を汚染する、【リーキ―(孔)・ガット(小腸)症候群】を発生させます。
同時に、消化不良を起こし、腸内で腐敗が生じ、腐敗菌が繁殖しアンモニアを発生させ、このアンモニアがリーキ―・ガット症候群になった小腸の絨毛から血管を通じて全身にまわってしまうのです。このアンモニア毒が強酸性なため、血液はその中和のためにアルカリ性のカルシウムを骨や歯から血液中に出して中和します。

すなわち、牛乳を飲めば飲むほど骨粗鬆症が進行する結果となるのです。

また、酪農国ほど骨粗鬆症の患者が多いとの調査結果もあります。
昔の牛乳神話は、最近の調査研究によって、覆っているのです。

ご訪問頂きありがとうございます。

病気にならないことは、きっと人生でとってもお得なこと。
確かに、病気によって、人生観が変わったり、生き方を顧みて人間性が深まったりすることはあるので、一概に病気は損だとは言えません。

でも、限られた人生、限られたお金をどうせ使うのだったら、病気以外のほうが良い気がします。

今は、二人に一人がガンになると言われていますが、ガンは様々要因で発生します。なので、食べ物だけを気を付けても、防げません。

しかし、食べ物は自分の意思でコントロールすることができるため、気をつけることで、発症が遅くなったり、ガンになりにくくなったりする可能性があります。

なので、食べ物を気をつけることは、ガン防止のための最も容易な手段と言えます。

ガンのリスクを下げる食べ方
・添加物の含まれた食品を避ける
 ~例~
 たんぱく加水分解物
 酵母エキス
 うま味調味料
 白砂糖
 果糖ブドウ糖液糖(糖類・変異糖等)
 など

・栽培、飼育過程でリスクのあるもの
 養畜、養殖、ゲージ卵
 ∵飼育時に抗生物質、添加物の入った注射や薬を使用する
  飼育時に遺伝子組換え飼料、残留農薬の残ったエサを与えられている
  強いストレスの下でも成長

・遺伝子組換えの農産物を使っている食品・飲料
 (製造時輸入トウモロコシ等を使ったほとんどの食品・飲料)

・電子レンジで調理・加工した食品
 ∵電子レンジは分子レベルで振動、摩擦させるため食品細胞を変質させる

・防カビ剤、殺菌剤等が残留している食品
 輸入果物、カットサラダ、輸入小麦、量産加工パン等

・化学的な方法で作った多くの油脂(薬品で油脂を抽出したもの)
 圧搾油・一番搾りとの表示あるものがおすすめです。

面倒臭いのですが、スーパー等で買い物をする際に裏面のラベルをチェックする癖をつけることが第一歩。

あと、価格の安いものはそれなりの理由があるのは確かです。

更年期対策

2018年02月19日
ご訪問頂きありがとうございます。

昨日、ご近所の陽明堂さんとコラボイベントについて話しました。

女性の誰もが通る道。
更年期。
個人差があるとはいえ、更年期を無事に過ごして乗り切りたいのは誰もが思う事。

中医学の深い知識と臨床経験を持つ陽明堂さんから、更年期のお話をして貰って、その後、薬膳とマクロビの特別な春のランチを企画しています。

詳細が決定次第、店頭とホームページでお知らせします。
どうぞよろしくお願い致します。

ご訪問頂きありがとうございます。

鶴見隆史医師の記事から。

糖質制限は、現代の多食・過食の時代には健康のために好ましい。
しかし、気を付けるべきは、糖質のうち《単純炭水化物》であって、複合炭水化物の摂取はむしろ望ましい。

単純炭水化物…ブドウ糖、果糖、ガラクトースの単糖類
       ショ糖、麦芽糖などの二糖類
生成された砂糖、乳製品、チョコレート、ケーキ
∵素早く吸収されるため太りやすい
複合炭水化物…体内でゆっくりとおだやかに吸収され、エネルギーとして使われなかった分はグリコーゲンとして貯蔵され、筋肉の運動などに使われる。
米、パン、うどん、そば、イモ類、パスタ(未精製穀類はたんぱく質、ミネラル、食物繊維の含有量が多いためおすすめ)

単純炭水化物の制限のメリット
①ダイエット
②血糖値の上昇を抑える
③高血圧・糖尿病・アルツハイマーの防止

血糖値上昇が原因で病気になるメカニズム
高GI値(食後一時間以内に血糖値が160mg/dl以上に跳ね上がる食品)の食品を摂取する → 大量のインシュリンの分泌(インシュリンスパイク) → 細胞内にブドウ糖をしまい込むため血糖値が急激に下がる(低血糖症) → 甘いものが欲しくなる → インシュリンスパイク → 低血糖症 → 負のスパイラル
→ 糖尿病発症

糖化
…たんぱく質が糖質とくっついて出現するもので、老化を促進する
この糖化物質を多くとると活性酸素が発生し、あらゆる病気の元凶となる。
甘いお菓子・高GI食品・小麦粉でできた加工品・加工肉、焼く・揚げる・炒めるといった調理方法は糖化を強く促進させる。
    ↕
フルーツ・生野菜サラダ・雑穀・納豆・味噌汁は糖化指数が低い

食品の糖化を示す指標=AGE値
高AGE値食品を食べて血糖値が跳ね上がると、血液の浸透圧が高まり《ドロドロ血液》状態になると真毛細血管に血液が入れず、組織が酵素不足・栄養不足の飢餓状態になる。
    ↓ 
あらゆる疲れや痛みを作り出し、組織は活性酸素だらけになって臓器が病気になる。

高GI値食品と高AGE値食品の摂取は気を付ける

日本の糖尿病予備軍は2000万人以上いる(国民の5人に1人)。
糖尿病は《食源病》であるから、食習慣の見直しが急務。

MEC療法…糖尿病治療法の一種で、Meat(肉)、Egg(卵)、Cheese(チーズ)を食べて、糖質ではなくケトン体を出して血糖値の上昇を抑制する。
    ↓しかし
肉、卵、チーズは高AGE値食品であるため、病気の改善は難しい
    ↓さらに
肉、卵、チーズは腸内で腐敗が起こりやすく別の病気の原因ともなる

病気を防ぎ治す方法
①断食
②ローフード(生食)…酵素を壊さないように47℃以下で調理する
③プラントフード(植物食)…植物性食品全体
④ホールフード(全体食)…一物全体で野菜や穀類の皮も丸ごと頂く食べ方
GI値測定例(ブドウ糖を100とした場合)
グラニュー糖110五穀米55
上白糖109全粒粉パン50
キャンディー108ハト麦48
黒砂糖99玄米がゆ47
フランスパン93鶏肉45
じゃが芋90しじみ44
せんべい89リンゴ39
うどん85春雨32
白米84大豆30
ケーキ82キャベツ26
ドーナツ80くるみ18
クッキー77昆布17
インスタントラーメン73寒天12
 
AGE値測定例(100gあたり)
ベーコン91577パンケーキ2263
から揚げ9732フライドポテト1522
牛肉ステーキ7416絹ごし豆腐488
ローストビーフ6071きゅうり31
牛肉(生)707トマト23
鮭フライ1498メロン20
鮭(生)528りんご13
プロセスチーズ8677バナナ9
ハンバーガー5418キャベツ8

光老化防止方法

2017年03月26日
ご訪問頂きありがとうございます。

今月の日経インテレッセに載っていた記事です。

肌を老化させる最大の原因は『光老化』です。

紫外線には、波長の短いUVB波と長いUVA波があります。
このうち、肌の表面にダメージを与え、シミの原因となるのがUVB波で、肌の深層まで届きコラーゲンにダメージを与え将来のシワやたるみの原因となるのがUVA波です。

水ぶくれができるほどの日焼けを3回すると皮膚がんのリスクが高まるといわれています。

一方、紫外線は皮膚内でビタミンDを合成するため、極端な日焼け防止は骨粗鬆症の原因ともなります。但し、手のひら分の面積の皮膚で20分日光を浴びれば一日分のビタミンDには充分なので、特に意識して日光浴しなくてもいいのかもしれません。

《正しい日焼け防止方法》
①日焼け止めは場面で使い分ける
 SPFはUVB、PAはUVAの防御効果を示します。数値が高いほど紫外線吸収が高いのですが肌にも負担が大きくなります。
 日常生活では、SPF20・PA++、屋外で長時間過ごすときにはSPF50・PA++++と使い分けるのがおすすめ。量は顔全体で500円玉くらい。
②紫外線は一年中降り注いでいます
 波長の長いUVAは雲を通過して地上に届くので、曇りの日にも油断は禁物です。
③目からの紫外線にも対策を
 うっかり焼けしやすいのが手の甲と首の後ろ。日傘や手袋でカバーを。目か入った紫外線はメラニン色素を増やすため日焼けの原因になり、また白内障の原因にもなります。
④メークだけでは不十分なときも
 BBクリーム派の人の多くは必要量が塗れていません。パウダリーファンデーションの顔料が紫外線散乱剤と同じ役割をするため、組み合わせるのがおすすめ。
⑤子どもには塗り過ぎない
 成長期の子どもは骨を丈夫にするためビタミンDが必要不可欠。一日20~30分紫外線対策なしで屋外で遊ばせる。
⑥食事で必要な成分を
 抗酸化力の高いビタミン、ポリフェノールを摂ると、日焼けによって大量に発生する活性酸素撃退する作用があります。

 ビタミンACE
 ビタミンA,C,Eはそれぞれでも抗酸化力が高いのですが、合わせて摂取すると相乗効果が生まれ、より高い抗酸化力が得られます。
 ビタミンA…南瓜、ほうれん草など
 ビタミンC…オレンジ、キャベツなど
 ビタミンE…ナッツなど

 ポリフェノール
 植物の樹皮や表皮、種子などに含まれる苦み・渋み・色素成分で、自然界に5,000種以上あると言われています。中でも代表的なのがアントシアニン、イソフラボン、リグナン。
 アントシアニン…目の健康に有効
         赤ワイン、ブルーベリー
 イソフラボン・リグナン…女性ホルモンのエストロゲンと同様な作用
             納豆、豆乳、ゴマ

 カロテノイド
 動植物に存在する赤や黄色などの天然色素の総称。抗酸化力が非常に強い。
 アスタキサンチン…ビタミンEの100~1000倍の抗酸化力をもつとの報告もある