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低血糖症①

ご訪問頂きありがとうございます。

低血糖症ってご存知ですか?

今、『本当に怖い低血糖症』奥津典子(講談社α文庫)を熟読しています。

私もそうかも、あの人も、この人もそうかもと思い当たることばかり。
何回かに分けて、エッセンスをブロブに記したいと思います。

低血糖症の症状
【身体面】
・冷えがひどい(特に手足)
・夜よく眠れない
・強い疲労感、だるさがある
・時々強い頭痛、偏頭痛がある
・手足がしびれたり、筋肉がひきつったりすることがある
・めまいや立ち眩みがしばしばある
・花粉症
・腰や背中が痛む
・寝汗がひどい
・胃が弱い
・更年期障害(若年期を含む)
・PMS(月経前緊張症)
・生理不順、無排卵月経
・不妊症(男女とも)
・慢性便秘
・盲腸になりやすい
・アレルギー、アトピー症状など荒れたりかゆくなりやすい

【行動面】
・甘いものや菓子パンなどの間食が毎日、毎晩やめられない
・時々激しい食欲がある(摂食障害)
・アルコール、コーヒー、たばこ、薬などの刺激物が必要
・ゆっくり噛んで食べられない
・清涼飲料などドリンクを大量に飲む習慣がある

【精神面】
・成人なのにお腹が空くと機嫌が悪くなる
・神経質
・心配事、人の言動に対して、過去の出来事など、いつも何か考え過ぎてしまう
・嫉妬心が抑えられない
・忘れっぽい
・集中力がなくなる
・カッとしたり、イライラする
・時々、どうしようもないくらい落ち込む
(注:これらの症状が軽度で一時的なものであれば深刻ではありません。)

見た目で分かる低血糖のサイン
・鼻柱に黒ずみ、青ずみ、赤みがある
・外反母趾
・あごが気になるほど出ていたり、しゃくれていたりする
・足の親指が曲がっていたり、ふくれていたり、けがをしやすい
・歯並びが悪い
・唇全体が荒れやすい

低血糖症を要約して言うと、
「膵臓、準じて肝臓の不調に発する、全身の内分泌異常状態」であり、その不調は「腎臓、腸、生殖器、呼吸器、リンパ系、肌、四肢にも発症する」。

低血糖症は、膵臓・肝臓が酷使され固くなってしまっているために起こります。
それでは、なぜ膵臓・肝臓が固くなるのでしょうか?

膵臓は、膵液の分泌と血糖値の調整を行う臓器です。
血糖値を下げるインシュリン、上げる反インシュリン(グルカゴン)を分泌します。この分泌が異常になっている状態です。

分解の必要のないもしくは少ない単糖類・二糖類は市販の食品に大量に使われており、これらを含むものを飲食をすると腸で吸収され、急激に血糖値が上昇

膵臓は、血糖値を下げるためインシュリンを分泌し、多すぎたブドウ糖は肝臓に貯蔵される

しかし、ホメオタシス作用(徐々に効果が発生する作用)により急には分泌を止められないため、インシュリンにより血糖濃度を下げ過ぎてしまう

下げ過ぎた血糖値を戻すために反インシュリンを分泌して、肝臓に蓄積されているグルコース(ブドウ糖)を放出させる

つまり、膵臓は血糖値を保とうとしてホルモンを出すのですが、その頻度の多さにより疲弊して固くなってしまい、膵臓のホルモン分泌に連動して、ブドウ糖を蓄える働きのある肝臓は、ブドウ糖を蓄えたり、放出したりする頻度の多さで疲弊し、さらに添加物、薬、アルコールの解毒も行うため、クタクタになってしまうのです。

そのため、「膵臓、準じて肝臓の不調」が低血糖症の原因といえるのです。
いわば、単糖類・二糖類等の摂取による膵臓・肝臓のオーバーワークが低血糖症の主要な原因といえるのです。

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