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光老化防止方法

ご訪問頂きありがとうございます。

今月の日経インテレッセに載っていた記事です。

肌を老化させる最大の原因は『光老化』です。

紫外線には、波長の短いUVB波と長いUVA波があります。
このうち、肌の表面にダメージを与え、シミの原因となるのがUVB波で、肌の深層まで届きコラーゲンにダメージを与え将来のシワやたるみの原因となるのがUVA波です。

水ぶくれができるほどの日焼けを3回すると皮膚がんのリスクが高まるといわれています。

一方、紫外線は皮膚内でビタミンDを合成するため、極端な日焼け防止は骨粗鬆症の原因ともなります。但し、手のひら分の面積の皮膚で20分日光を浴びれば一日分のビタミンDには充分なので、特に意識して日光浴しなくてもいいのかもしれません。

《正しい日焼け防止方法》
①日焼け止めは場面で使い分ける
 SPFはUVB、PAはUVAの防御効果を示します。数値が高いほど紫外線吸収が高いのですが肌にも負担が大きくなります。
 日常生活では、SPF20・PA++、屋外で長時間過ごすときにはSPF50・PA++++と使い分けるのがおすすめ。量は顔全体で500円玉くらい。
②紫外線は一年中降り注いでいます
 波長の長いUVAは雲を通過して地上に届くので、曇りの日にも油断は禁物です。
③目からの紫外線にも対策を
 うっかり焼けしやすいのが手の甲と首の後ろ。日傘や手袋でカバーを。目か入った紫外線はメラニン色素を増やすため日焼けの原因になり、また白内障の原因にもなります。
④メークだけでは不十分なときも
 BBクリーム派の人の多くは必要量が塗れていません。パウダリーファンデーションの顔料が紫外線散乱剤と同じ役割をするため、組み合わせるのがおすすめ。
⑤子どもには塗り過ぎない
 成長期の子どもは骨を丈夫にするためビタミンDが必要不可欠。一日20~30分紫外線対策なしで屋外で遊ばせる。
⑥食事で必要な成分を
 抗酸化力の高いビタミン、ポリフェノールを摂ると、日焼けによって大量に発生する活性酸素撃退する作用があります。

 ビタミンACE
 ビタミンA,C,Eはそれぞれでも抗酸化力が高いのですが、合わせて摂取すると相乗効果が生まれ、より高い抗酸化力が得られます。
 ビタミンA…南瓜、ほうれん草など
 ビタミンC…オレンジ、キャベツなど
 ビタミンE…ナッツなど

 ポリフェノール
 植物の樹皮や表皮、種子などに含まれる苦み・渋み・色素成分で、自然界に5,000種以上あると言われています。中でも代表的なのがアントシアニン、イソフラボン、リグナン。
 アントシアニン…目の健康に有効
         赤ワイン、ブルーベリー
 イソフラボン・リグナン…女性ホルモンのエストロゲンと同様な作用
             納豆、豆乳、ゴマ

 カロテノイド
 動植物に存在する赤や黄色などの天然色素の総称。抗酸化力が非常に強い。
 アスタキサンチン…ビタミンEの100~1000倍の抗酸化力をもつとの報告もある

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